建設業の人手不足対策の一つとして、複数の異なる作業をこなす技能を身に付けた「多能工」の育成が少しずつはじまっています。ただ、少数精鋭で家づくりを行う私達にとって、すでに「多能工」であることは必然となっています。
私達はもう一歩先へ踏み出し、一人一人が特定の専門領域に特化した「多能工」であることを目指します。大工や設計者等の専門的知識をベースとして、プロジェクト全体を見渡せる専門家でありたいと考えています。
一つのプロジェクトが完成するまでには一年以上の時間がかかります。そのため専門領域での技術を磨きながら、「多能工」となるためには多くの時間を要します。日々自己研鑽を重ね、より意識の高いものづくりを経験していくことが不可欠だと考えています。