チャレンジ

チャレンジ

O邸は「くるくるの家」以来の設計施工物件でした。
「設計施工においてはデザインする事に手を抜かず挑戦する」という我社のコンセプトに基づき、完成に漕ぎつけました。

意匠を決定し、施工図を書き、施工段取をする、という設計施工ならではの進め方では、必ずデザインと施工の狭間にある「施工的に楽な方」という誘惑にぶつかります。「施工的に楽な方」とは性能面で変わらないのであれば、施工しやすい方へいく、という事です。意匠面でも変わらない場合は良いのですが、性能的に変わらずとも手のかかる事をした方が建物が意匠的に格段に良くなる場合もあります。設計施工では、そういった分岐点に必ずぶつかるので、誘惑に負けず、とことん詰めていく事が大事です。そういった面で、このやり方へ強い意志をもって進めていけた事が、より一歩自信となるプロジェクトとなりました。
敷地の形状に合わせて壁の角度を決定する計画とした結果、施工面ではCADで描く図面への精度が問われ、またCADで描いたものを現場にどのように投影するかの方法も試行錯誤し、おかげで施工面での技術の引き出しが増えた物件でした。

施主さんとは設計段階では、お仕事後に夜遅くまで打合を行い、施工に入ると信頼して任せていただきました。
現在は住みながらのお付き合いがはじまっております。美容室の方も盛況との事で、嬉しく思っています。たまに伺った際に見れる生活の様子が楽しいものです。

2015/01/09

O邸新築工事(N-03)
/ <藤匠住宅>設計施工