裏動線

裏動線

「F邸」の裏動線の写真です。
裏と言っても南に面した廊下ですので、強い光が入ってきます。
以前建っていたご両親の家では、こちらがリビングに計画されていましたが、目の前に二階建ての賃貸がたちバルコニーと目線が合うような配置になったため、植栽やカーテンで目隠しをされていました。しかし沢山の植栽の手入れは大変だし、カーテンも開けれずに過ごす、という状況に陥っていました。そこで今回は南側は裏動線として計画。

廊下と言っても少し広めのスペ−スを確保することで南の庭にお洗濯を干したり、取り込んでたたんだりなども可能な広さとなっています。また余計な家具を開口部前に置いて、せっかくの自然光を制限してしまうことが無いように、開口部から間を取って収納を確保。写真右手の白い部分が全て造り付けの収納家具になっています。この家具と背中合わせになっているのが、前回まで掲載していたキッチンやリビングの白い家具です。大容量の収納により片付けやすく、生活感をみせる事の少ない通路という用途のおかげで、見られてもあまり気にならずカーテンなどで閉めきる必要もありません。南の光や風を最大限とりいれてくれます。背中合わせの白い家具達が強い光を軽減し、反対側のLDKへはやわらかな光だけが届く計画です。

青い生地の部分は小さなソファーになっています。このソファーの前庭には以前の家の植栽を最小限残しています。洗濯物を干す作業の途中や取り込んでたたむとき、天気の良いお休みの日の早朝など、本好きのご家族の誰かがこのソファーに座って日光浴をしながら読書をしている。そんな光景を思い浮かべて計画しました。

2015/02/10

F邸新築工事(N-04)
/ <藤匠住宅>設計施工