タッグ

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 写真は4月30日引渡予定のU邸。設計は初お手合わせのMOVEDESIGNさん。
 平屋の住宅で、建物外壁三周が格子に囲まれて外部であるけれども内廊下のようになっている、少し変わった納まりを持つ建物。今回、ある組み方のおかげで難しい納まりも悩むことなく、スムーズに現場を進行させる事ができました。設計施工物件のS邸で試した屋根のディテールが大いに役に立ったプロジェクトでもあります。写真で見える屋根と格子のディテールは実施段階で施工図を起こし早い段階で準備が出来ました。ディテール詳細は別の記事で書く事にして、今回は組み方について説明したいと思います。

 MOVEDESIGNさんと仕事させて頂くのは初めてでしたが、どのような設計・施工をしているのか、お互いに知っておりました。今回の住宅では早めに施工者と組んで重複する設計作業を無くし厳しい予算をクリアしながら意匠的にやりたい事は最低限守りたい、とMOVEDESIGNさんから声をかけていただき、実施設計に入る前に施主さんへ御紹介頂きました。所長の坂本さんは施主さんへ、相見積で金額の公平性を施主に納得していただくという作業を省き、早めに施工者を決めて設計と金額を詰めるというやり方が、今回に関してはメリットが大きい事を説明し、ご納得頂いた上で共同で実施設計に取り掛かることにしました。実施設計図は我々の施工図と重複するところがあるので、意匠的な確認を坂本さんに取りながら基本図以外の作図を我々で行うやり方をチョイス。結果、実施設計が完了するころには施工的に気になる点のほとんどについて施主確認を済ましていただき、現場では最小限の打合のみで工事を進める事ができました。出来上がりを見ると、良くあの最少の打合でこれができたな、と思える完成度を持った建物となり、予算もクリア。実施設計段階でイメージを現場レベルで考えながら施主さんと決め事を進めて頂いたMOVEDESIGNの坂本さんに感謝です。

2015/04/28

U邸新築<MOVEDESIGN>
/ 設計+<藤匠住宅>/施工